前回での島後・隠岐の島町を離れ、今回からは島前・海士町に上陸します。
まずは海士町の入り口、菱浦湾のまち並みを紹介しますね。
湾にそって住宅が建ち並び、どこか懐かしさを憶える景色。
港町生まれの人にしかわからない感想かもしれませんが・・・
そうだね。
サンちゃんは川の中生まれだね。
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菱浦港と菱浦湾のまち並み
こちらが海士町の玄関口・菱浦港の「きんにゃもにゃセンター」。
“キンニャモニャ”は海士町発祥の民謡のこと。
キンニャモニャって、語感が良いですよね。
こちらについては、あとで説明します。
こちらがセンターの外観。
センターの中には隠岐汽船の受付や観光案内所、レストランにお土産屋さんが入っています。
なので、このセンターで海士町の情報収集と一緒に、ご飯を食べたり、お土産を買ったら効率的ですね。
お土産屋さんには、大きな水槽の中の新鮮な魚貝類も売っていました。
持って帰れる気がしなかったので購入しませんでしたが、今考えるとクール便で送ってもらえばよかった・・・
大きな牡蠣やサザエも売っていたのに、もったいないことをしました・・・
新鮮な隠岐の幸が!
こちらは菱浦湾の通りの写真。
菱浦湾には海側と山側に二本の通りがあり、写真は山側の通りになります。
この通りの両側には住宅や、上の写真のようなレトロな郵便局が並んでいます。
特別なものがあるわけではないですが、どこか懐かしい、歩いていて楽しい通りでした。
一方、海側の通りでは菱浦湾の静かな海を見渡すことができます。
上の2枚の写真で伝わると良いのですが、海面を走る風の様子がとても綺麗でした。
イスを持ってきてのんびり海を眺めるのも良いですね。
小泉八雲夫婦像
上で説明した2つの通りの間に「八雲公園」があります。
海の見える八雲公園
この公園は岡崎旅館の跡地にあり、この旅館に明治時代の文豪・小泉八雲氏が滞在したことがありました。
小泉八雲氏、出生名・パトリック・ラフカディオ・ハーン氏は、子供時代に過ごした海の景色の面影を菱浦湾に見つけ、鏡のように穏やかで美しい入り江を「鏡ケ浦(かがみがうら)」と名付けて愛したそうです。
このような縁があり、八雲公園という名前と共に、「小泉八雲夫婦像」が置かれています。
小泉八雲氏の奥様のお名前は「小泉セツ」さん。
ご夫婦で鏡ケ浦を眺めていらっしゃいました。
キンニャモニャ踊り
上の写真は菱浦港に置かれた「キンニャモニャ踊り像」。
女性がしゃもじを持って、踊っていますね。
キンニャモニャは先も説明したように海士町を代表する民謡。
起源には様々な説があるようですが、その中の一つに海士町出身の男性が西南戦争に従軍した時に、熊本の民謡“キンニョムニョ”をうろ覚えに憶えて持ち帰り、広めたという言い伝えがあります。
その当時は山高帽子をかぶり、ステッキをスナイドル銃に見立てた面白い格好で、おどけながら唄い踊っていたようで、現在の踊り方は昭和40年代に作られたそうです。
海士町では毎年8月第4土曜日に「キンニャモニャ祭り」が盛大に開催されています。
昨年2022年に3年ぶりに開催できたみたい。
私たちもいつか参加してみたいですね。
それでは次は海士町で食べたご飯について紹介しますね。
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