ものすごくお久しぶりです。
随分と前になってしまいましたが、前回の四国旅行の続きで、今回は高知県の東にある「室戸岬」を紹介します。
室戸岬は、ユネスコ世界ジオパークに国際的に価値のある地質遺産として2011年に認定されており、今も新しい大地が誕生し続けている場所とのこと。
科学的な話は難しくてできませんが、風光明媚なところでしたので紹介しますね。
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中岡慎太郎像と風見鯨
室戸岬には道沿いに幾つか駐車場が用意されており、私たちは最南端に近いところを使わせてもらいました。
駐車場のすぐ近くには「中岡慎太郎像」があります。
坂本龍馬とともに暗殺されてしまった方ですね。
中岡氏は安芸郡北川村という室戸市に接する自治体の出身で、中岡氏を敬う安芸郡青年団により建てられたものだそうです。
室戸岬の最南端に建てられたのは、太平洋へ目線を向ける姿が似合っていると考えたからでしょうか?
堂々とした佇まいと厳めしい顔で太平洋と向かい合っていました。
加えて、その横にはかわいい「風見鯨」の石像もおいてありました。
室戸岬沖でよく見られるマッコウクジラがモデルで、“風見”の名前のとおり風が強ければ風上を向いてくれるそうです。
この日は風が強くなかったからかな。
風が強い日なら、クジラが横を向いているかもしれません。
遊歩道と室戸岬
それでは駐車場から室戸岬へ向かっていきます。
室戸岬までは遊歩道が整備されているので、移動しやすいです。
こちらのサイトにマップが載っているのでご参考に。
遊歩道は全長で片道30分程度のようですね。
ごつごつとした大きな岩が並ぶ中を歩く遊歩道になっています。
こちらでは中岡慎太郎像と、山の上に室戸岬灯台も映っていますね。
今回は室戸岬灯台まで登りませんでしたが、日本最大級の立派な灯台のようです。
夜に灯台下の道を通った時に、灯台の明かりがあまりに明るくて何事かと思いました。
灯台に馴染みのない人には、私たちと同じようにびっくりする景色だと思うので、是非夜にも近くまで行ってみてください。
そして、室戸岬です。
朝早くに到着したので、まだ低い位置にいる朝日で海がキラキラしてキレイでした。
室戸岬の大きな岩は、写真のように縞模様になっています。
この縞模様は海底で降り積もった砂や泥が作り出したもので、激しい地殻変動により地層が盛り上がることで、海の上に姿を現しました。
この活動は今も続いているため、今も新しい大地が誕生し続けている場所と言われています。
その他の見どころ
上で紹介したマップに書かれているとおり、遊歩道にはいくつも見どころがあります。
その中のいくつかを紹介しますね。
こちらは「子授の岩」。
名前のとおり、子どもが授かるという伝説のある岩です。
この岩の上部に向かって小石を投げ上げ、落ちてこなければ子どもが授かると言われているそうです。
以前に紹介した「夢崎明神」の賽銭箱よりは難易度が低い気がします。
次にこちらは「アコウの木」の根本。
室戸岬の亜熱帯性に繁茂する植物で、国の天然記念物とのこと。
写真の木は、その中でも大きい個体なのだと思います。
どれぐらい大きいかというと、
これぐらい。
以上、室戸岬の紹介でした。
次回は引き続き室戸岬にある「御厨人窟(みくろど)」という弘法大使(空海)が修行時の住居として使用していた伝説のある洞窟を紹介します。
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