今回は世界遺産として有名な白川郷と五箇山について紹介します。
私は白川郷を十数年前に初めて訪れ、今までに4回訪問しました。
世界的にも有名な日本の原風景が、ここには残っています。
最近の訪問時期は8月頃。
(白川郷観光協会のHP)
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まずは私の大まかな感想をお伝えします。
詳細はさらに下に書くので是非読んでくださいね。
【個人的評価(5段階又は数字)】
アクセス:☆☆☆☆☆
公共交通機関なら、色々な場所とバスで繋がっています。
また、高速道路のICがすぐ近くにあるため、車があれば簡単に行くことができます。
五箇山にも行くのならば、車の利用をおすすめします。
現地の滞在時間:
3時間〜
散策と城山天守閣展望台だけなら3時間もあれば大丈夫。
合掌造り集落に宿泊することも可能なので、この場合は1日〜1日半ぐらいでしょうか。
(城山天守閣展望台HP)
(合掌造り集落の宿泊案内HP)
※私たちが以前に宿泊を試みた時にはこのHPからの申請のみでした。今は他の方法もあるのかもしれません。
現地で必要なお金:
こちらも白川郷の散策と城山天守閣展望台だけならお金はかからなかったと思います。
ただし、車で訪れた場合には駐車場代が普通車で1,000円必要。
また、合掌造りの家の見学や食事などにもお金が必要です。
感動:☆☆☆☆☆
私たちは白川郷を複数回訪れているので慣れてしまいましたが、最初に訪れた時はとても感動したのを覚えています。
ただし、この感動は白川郷のような古い町並みが好きな人に限定されるかもしれません。
学び:☆☆☆☆
いくつかの合掌造りの家では、中を見学することができます。
そこでは合掌造り集落の歴史やどのように合掌造り集落を維持してきたのかについて、学ぶことができます。
また、まだ合掌造り集落に宿泊できていないのですが、宿泊したのならば学びがもっとたくさんあるのでは、と思っています。
また行きたいか:☆☆☆
何度も訪れているので、次に行くのなら宿泊することが条件かな?と考えている☆3つ。
高速道路で色々なところと繋がったことで、昔と比べてとても行きやすくなったので、一度も行ったことがない人は訪れてみてはいかがでしょうか?
世界一有名な日本の原風景
1995年に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産に登録された白川郷。
田園の中を合掌造りの家々が同じ方向を向いて立ち並んでいる風景が、どうしてか郷愁を感じさせます。
受け継ぐ人たちの弛まぬ努力
この合掌造りの家々を維持するのは、とても大変だと現地の人に伺いました。
家の茅葺き屋根はどうしても数十年に一度、葺き替えが必要なのですが、
・材料の茅(ススキ)を手に入れるのが難しい
・葺き替えに1,000万円以上の費用が必要
といった問題があるそうです。
このため、白川郷では茅を育てる畑(?)のような場所を確保し、毎年茅を倉庫に溜めておく、
さらに葺き替え作業に必要なお金と労働力をみんなで出し合って、合掌造りの家々を維持していると仰っていました。
以前に紹介をした石見銀山の町並みも同じでしたが、昔からの風景を維持するための、そこに住む人たちの弛まぬ努力にはいつも頭が下がる思いがします。
五箇山の合掌造り集落
そして、紹介したいのが世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の五箇山の集落についてです。
下の写真は白川郷から自動車で北に30分程度走ったところにある菅沼合掌造り集落になります。
菅沼合掌造り集落は小さな集落で、1時間弱で見学できてしまう規模になります。
一方、白川郷と比べると交通の便が悪いところにあるためか、より昔の風景を残しています。
私はこのより昔の風景が好きなので、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」を訪れる時には白川郷に加えて五箇山の集落たちも一緒に観光することをおすすめします。
五箇山には菅沼合掌造り集落以外にも幾つか集落がありますので、時間に余裕を持って訪問してください。
(五箇山観光情報サイト)
また、この菅沼集落を訪れた時に驚いたことがありました。
それは合掌造りの家の周りに子供用の自転車が幾つも置いてあったこと。
そして、そのお家から子供たちが出てきて、自転車に乗って別の集落へと帰って行ったことになります。
私たちは合掌造り集落(山奥にある菅沼集落は特に)を非日常と捉えていたのですが、この集落でも他と地域と変わらない営みが繰り広げられていることを目のあたりにしました。
(合掌造り集落で過ごす子供時代はただただ羨ましいですが)
こんな人におすすめ
世界遺産であるので、今回も誰にでもお勧めできる観光スポットだと思います。
でも、やっぱり郷愁を感じる田舎の景色が好きな人によりおすすめかな。
白川郷は、飛騨高山や金沢、富山など他の色々な観光スポットと合わせて行くことができるので、時間に余裕があるのであれば、他の観光スポットと一緒に旅行するのが楽しいと思います。
<最後までお読みいただき、ありがとうございました。>
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