今回は2012年に京都市にオープンした「京都水族館」を紹介します。
京都駅のすぐ近くにあるので、歩いて行くことができます(1.2km、徒歩15分程度)。
日本で初めての完全な人工海水を利用した水族館で、内陸型の水族館として日本最大級とのこと。
実際、よくも京都の街の真ん中にこれだけの施設を造ったものだと・・・
訪問の目的は、この水族館のウリであるオオサンショウウオに会いに行くことでした。
とても充実した施設なのでたくさん書くことがあり、幾つかの記事に分けたいと思います。
今回は、一番見たかったオオサンショウウオのコーナーを紹介しますね。
京都水族館の外観
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入館後のすぐにオオサンショウウオのコーナー
上の写真が京都水族館の外観です。
入館のために券売機でチケットを買うのですが、そこに早速オオサンショウウオ(のぬいぐるみ)がいますね。
券売機とオオサンショウウオの親子?
なお、入館料は大人2,200円。
年間パスポートは4,400円。
2回で回収できるので、近くにお住まいの方には年間パスポートを強くおススメします。
これから紹介しますが、館内はとても充実しているので、距離の制約さえなければ年2回は余裕で行けます。
私も先に年間パスポートを知っていたら、そちらを購入したのですが・・・
そして、最初のコーナーがオオサンショウウオ特集になります。
一番上の写真が展示エリア。
京都の川を再現しているそうです。
そして、ここにオオサンショウウオがいます。
思ったよりもたくさんのオオサンショウウオが。
オオサンショウウオの群れが現れたぞ
どうやら上の写真にいるオオサンショウウオは、日本のオオサンショウウオと中国のオオサンショウウオの交雑種らしいです。
鴨川のオオサンショウウオの交雑種問題
1970年ごろにチュウゴクオオサンショウウオ(当然、外来種)が食用のために輸入されていたそうです。
このチュウゴクオオサンショウウオが逃げ出したのか、捨てられたのかして賀茂川に流入し、日本に元からいたオオサンショウウオと交雑しているとのこと。
許せないわ!
京都水族館では、交雑種がこれ以上増えないように捕獲された交雑オオサンショウウオを飼育しているのです。
ちなみに、中国の野生のチュウゴクオオサンショウウオは絶滅危惧種になっていて、絶滅危惧のレベルは日本在来のオオサンショウウオよりも高くなっています。
チュウゴクオオサンショウウオは中国で食用や美容品、皮革として利用されていて、飼育・繁殖が行われているのですが、野生のものを密漁する人がいたり、環境汚染で生育できなくなったりで生息数が減少しているとのこと。
日本における交雑種は大問題ですが、オオサンショウウオはどこでも苦難の中にいますね・・・
一方、日本在来のオオサンショウウオももちろんいますよ。
日本在来のオオサンショウウオさま(特別ルーム)
オオサンショウウオの生態に関する説明
オオサンショウウオのコーナーには、彼らの生態に関していろいろな説明が展示されています。
例えば、これ。
オオサンショウウオはなんと0.05秒で獲物を丸飲みにしてしまいます。
ぐわっ!!
え・・・
怖い・・・
お口もこんなに開きます。
あーん
オオサンショウウオのことをたくさん知ることができるので、ぜひじっくり読んでみてください。
最後にWi-Fiを飛ばすオオサンショウウオを貼って、今回は終わりにします。
オオサンショウウオはWi-Fiも飛ばせます