今回で「京都水族館」についての紹介も3つ目になります。
水族館の展示物に関しては今回が最後です。
この記事のあとに館内の“食べもの”で1つ、“おみやげ”で1つ、紹介を書きたいと思っています。
クラゲ、クラゲ、クラゲの世界「クラゲワンダー」
ペンギンのコーナーを抜けると、再び「京の海」を2階から眺めることができます。
ただし、単なる通路でイスはないので、「京の海」をゆっくり見たいなら1階のイスがおすすめ。
席が空いていれば、ですが・・・
「京の海」を横目に見ながら進むと、そこには大量のクラゲが浮遊する「クラゲワンダー」の世界が広がっています。
まずは360度ミズクラゲに囲まれることのできるパノラマ水槽「GURURI」。
カラーライトに照らされて、ふよふよと泳ぐクラゲ、クラゲ、クラゲ。
青く光る「GURURI」
「GURURI」を抜けた先には、いくつもの水槽の中で約30種類のクラゲが泳いでいます。
それら水槽の横には、クラゲの繁殖・研究を行う「京都クラゲ研究部」があり、館員の作業を見たり、クラゲについて質問することができます。
京都クラゲ研究部の様子
その先の通路には、「クラゲ別キャラ診断」と「クラゲワンダー大図鑑」のポスターを掲示。
館員のみなさまのクラゲにかける熱い思いが伝わってきますね。
クラゲ別キャラ診断、あなたはどのクラゲ?
クラゲワンダー大図鑑で面白かったのが「コブエイレネクラゲ」。
なんとこのクラゲは“水族館でしか見つかっていない”クラゲだそうです。
1992年に日本は三重県の鳥羽水族館で新種としてたまたま発見され、その後全国の水族館で飼育されているようなのですが、自然界ではまだ見つかっていないとのこと。
水族館という環境に適応・進化した種なのか?
それともネオテニー(幼体成熟)の性質を持ったクラゲが、水族館という環境で水族館という環境で本来の成体の形を思い出したのか?※
※ 最近おぼえたネオテニーという言葉を使いたかっただけです。気にしないでください。
興味津々です。
いつか答えが見つかってほしい気もするし、不思議なままでもいい気もします。
まだまだクラゲ、「くらげのあかりたち」
「クラゲワンダー」を抜けると、小さな水槽にチンアナゴやウツボが展示されています。
あとアニメ映画「ファインディング・ニモ」のニモのモデルのカクレクマノミもいましたよ・・・
と書きたくて調べてみたら、ニモはカクレクマノミのでなく、よく似た別種のクラウンフィッシュあるいはクラウンアネモネフィッシュという説が出てきました。
マジかよ・・・?
ずっと間違えていたし、京都水族館に彼らがいたか憶えていません。
とりあえず、私がニモだと思っていたカクレクマノミはいました。
その小さな水槽コーナーと先に、「くらげのあかりたち」のコーナーが設けられています。
ここでは「グラスワンダー」で展示するクラゲたちの中から20種をピックアップして造られたガラス細工のランプシェード(ランプのかさ)が展示さえています。
ガラス製のクラゲたちの紹介
宙に浮かぶクラゲのランプたち
ミラールームで点燈しながら浮かぶクラゲたちは幻想的。
こちらも必見です。
最後は「イルカスタジアム」、ですがパフォーマンスは休止中
館内最後の展示はイルカのパフォーマンスを見ることができる「イルカスタジアム」になります。
しかし、子どもイルカの「ツムギ」ちゃんが生まれたため、パフォーマンスは休止中とのこと。
残念ながらパフォーマンスは休止中
それでもイルカスタジアムに行けば、イルカたちが泳いでいる姿を眺めることができます。
元気に泳ぐイルカたち
また、体験プログラムの「イルカの親子ワッチ」で親子が泳ぐ姿を観察することができるとのこと。
このプログラムは各回定員になり次第、受付終了してしまうので、参加したい場合にはご注意ください。
これで京都水族館の展示に関する紹介は終了となります。
次回はオオサンショウウオについての話が出てくるよ。
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