今回は隠岐の島町の最高峰である大満寺山に立つ、樹齢約800年の巨木「岩倉の乳房杉」を紹介しますね。
隠岐の山中にそのヌシとしてひっそりと佇む神秘的な巨木です。
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レンタカーを利用して「岩倉の乳房杉」へ
島後(隠岐の島町)は島一周で約90kmもあるので、観光にはレンタカーをおすすめします。
特に今回紹介する岩倉の乳房杉は山をかなり登ったところにあるので自動車が必要です。
私たちは“無人レンタカー隠岐”を利用しました。
西郷港のすぐ近くにある無人機で手続きができ、スムーズに自動車を借りることができました。
隠岐を観光する際には、隠岐の島々を繋いでいる内航船を利用することになると思います。
しかし、船の出航時間は限られているので、船の時間を踏まえてレンタカーやレンタサイクルの利用時間を決めると良いですよ。
こちらは岩倉の乳房杉へと向かう道の途中です。
だいぶ山の中ですね。
そして、到着した岩倉の乳房杉がこちら。
鳥居の向こう側に巨木が鎮座しています。
この古杉は樹齢が約800年、樹高が約40m、根回りが約16mもあります。
さらに、幹は途中から15本に枝分かれをして伸びており、また逆に24個の巨大な鍾乳石(しょうにゅうせき)状の乳根が垂れ下がっています。
この乳根が乳房杉の名前の由来ですね。
地元ではこの杉を御神木とする母乳の神として崇拝し、毎年4月23日に供え物を運んで祭礼を行っているそうです。
写真の鳥居のすぐ先に柵が設けられているので普段は巨木の近くに行くことができませんが、この祭事の時だけは岩倉神社の神主さんが添え物を運ぶとのこと。
天候で姿を変える乳房杉
先に紹介した写真は天気が良い時の写真ですが、天気が悪い時には違った姿を見せてくれます。
辺りに霧が立ち込め、巨木の神秘的な雰囲気が増します。
映画「もののけ姫」のこだまが座っていそう・・・
珍しい姿を見れてラッキーだったね
他にもある隠岐の巨木
島後には他にも巨木が幾つもあるようです。
中でも「三大杉」というものがあり、上で紹介した岩倉の乳房杉がその一本。
他の二本が「玉若酢命(たまわかすのみこと)神社の八百杉」と「中村のかぶら杉」です。
こちらが「中村のかぶら杉」。
この杉も樹高が38mもあるとても大きな巨木です。
また、かぶら杉の横には水木しげる妖怪の「せこ」の像があります。
ウィキペディアによると隠岐の妖怪とのことなので、彼らはここにいるのですね。
つまり、ぼくの仲間だね!!
玉若酢命神社の八百杉は今回は寄れませんでしたが、次回は行ってみたいです。
まだまだ隠岐旅行は続きます。
次回もまたお読みいただけると嬉しいです。
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