今回は岡山県真庭市にある湯原温泉郷で毎年8月8日に開催される「湯原温泉郷はんざき祭り」を紹介します。
ちなみに前日の8月7日には前夜祭も催されています。
私たちが参加したのは令和4年の第60回。
ということは、少なくとも60年前から続いているんですね。
「はんざき」とはオオサンショウウオのこと。

オオサンショウウオが半分に引き裂いても再生するという言い伝えから、湯原では「はんざき」または「はんざけ」と呼ばれているそうです。
「はんざき祭り」は、「はんざき大明神」の伝説に由来するお祭りです。
その昔、湯原に生息していた大はんざきを退治したが、祟りが起こったために祠を建てて祀ったとのこと。
それでは「はんざき祭り」について紹介しますね。
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お祭りの舞台、出店に遊戯にはんざき(本物)

こちらが8月の湯原温泉の空。
とても綺麗な夏の空ですね。
この空の下でお祭りが行われます。

出店もたくさん出ています。
フランクフルトにたこ焼き、鯛焼きと選り取り見取りですね。

夜はこんな感じ。


食べものの他にも遊戯のお店もありました。
射的場は出店ではなく、普通のお店のようですが。

お祭りの主会場となる湯原温泉河川公園に設けられた舞台。
こちらで司会が話したり、コンサートをしたりします。

そして、本物のはんざきもいました。
相変わらず凛々しい顔をしていますね。
はんざき山車 太郎・花子の登場
18時の少し前になるとお囃子が聞こえてきます。
このお囃子と一緒に登場するのが「はんざき山車」。


彼ははんざき山車の「太郎」。
子どもたちに引かれて、お祭り会場に向かいます。


太郎の後ろには女性たちの踊りが続きます。
この踊りの後ろにいるのが、

烏帽子を被るはんざき山車の「花子」。

その花子がみんなに連れられて橋を渡って行きます。

お祭り会場に着いた太郎を囲って、総踊りが行われます。
この踊りには誰でも参加するこができますよ。

花子がいないと思ったら、舞台の横で踊りを眺めていました。
日が沈み、はんざきねぶたが登場
日が沈み、総踊りが行われる中で、登場するのが「はんざきねぶた」です。

この存在感。
昔、人や牛馬を引きずりこんで食べていたというお化けはんざきの如しですね。

はんざきねぶたも川を渡って行きます。

さらに屋台街も越えて、

会場に到着しました。
はんざきねぶたが到着した後には、「はんざき獅子舞」が舞わられていました。

そして、最後には湯原温泉郷のすぐ奥にある湯原ダムの上から花火が打ち上げられます。
屋台に遊戯、山車にねぶた、総踊りに花火と盛りだくさんなお祭りでした。
私たちのようにオオサンショウウオに特別な思い入れがなくても、十二分に楽しめるお祭りだと思います。
今年も8月8日に本祭りが開催されると思いますので、是非参加されてはいかがでしょうか。
次回は再び隠岐の続きを書きたいと思います。
また、よろしくお願いします。
<最後までお読みいただき、ありがとうございました。>
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